【現実】なぜあなたは副業しないといけないのか?

こんにちは、シカブログです。

 

 

最近、民間だけでなく行政でも副業を推進する動きがでてきましたね。

 

 

安部首相「早く副業しろおおおおお!」

 

と言わんばかりに、

2016年の安部首相の「働き方改革」の実行に基づき、「テレワーク」や「兼業、副業」に解禁を指示し始めましたね。

 

なぜ、このような動きになってきたのかを説明します。

 

2度の経済成長と日本の昇進制度

 

日本は、戦後大きな経済成長が2度ありました。1度目は高度経済成長期です。これは、石炭や石油,鉄鋼などの、生活に必要な資源を扱う「生活の基盤を固め、便利に効率化を図る」ための企業が成長しました。

具体的に言うと、石油、鉄鋼によるものです。

その後、三種の神器と言われる「白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機」などの「豊かさの底上げ」の企業の成長です。それと同時に、様々な消費活動が盛んになりました。

この時代では、物の需給関係では、完全に需要が大きく供給が不足していました。そのため、「物を作れば売れる」という時代で企業もどんどん稼ぎ、どんどん新しい製品を生み出していきました。

そして、2度目はバブル経済期です。SONY、SHARP、TOSHIBA、Panasonicなど、日本の名だたる企業が世界へ進出していき、日本はアメリカに次ぐ「世界第2位」の地位を手に入れました。

ちなみに20年くらい前の、ハリウッド映画の成金の象徴として日本人がよく出ていたそうです。(今は中国ですが)

 

と言うような大きな2度の経済成長を日本は経験してきました。

 

それと副業解禁の関係は何があるの?と思うかもしれません。

これから説明します。

 

年功序列制と言う文化

 

2度の経済成長を経験した日本では、ある制度が生まれました。それは「年功序列制」です。つまり、年上や経験の長い者のほうが地位が高いという文化です。

成長期の経済では、単一の業種だけで十分飯が食えたので、電気なら電気、エネルギーならエネルギー、商社なら商社など自分の担当している業種を長く経験すればするほど優秀になるよね、という考え方です。

時代の波に乗った会社は、売り上げも利益もどんどん増加していくので、無能な上司がいても単純作業さえできれば問題がなかったのです。

しかし、1990年代、インターネットの発展と、グローバル化の波によって世界がより均一になっていきました。それはどういう事かというと、世界のどの地域にいても、保有資源や言語、国民の人種によらない、経済サービスのギャップがなくなる事を意味します。

つまり、東京にいても、アフリカにいても、フィンランドにいても、同じ情報を仕入れたりやコミュニケーションをすることができるようになりました。

それを可能にしたのが、インターネットなのです。

 

インターネットの普及による働き方の変化

 

このインターネットが日本の会社になぜダメージかというと、バブル崩壊以降日本の経済はシュリンク(縮小)しているからです。売り上げや利益は減っていく一方で、社員には経済成長時と同じように給料を払い、ボーナスを払い、無駄な経費を認めていました。そりゃ持たなくなるわけです。

今まで、時代の波に乗って甘い汁を吸っていた社員たちに、急に新しい商品開発や新規事業をさせようと思っても、なかなか上手くいきません。できても外国の新製品をパクってそれを改良することくらいでしょう。

 

さらに、経営者や管理職の人間が既得権益を守る(甘い汁を吸っていた人が、自分の任期はその甘い汁を吸い続けたい)ためにこの時代の明らかな変化に手段を講じないことが、さらに日本のさらなる成長や開発を止めていたのです。

そして、2000年代に入ってようやく、リストラの動きや実質リストラをどんどんしていきながら、会社のスリム化がどんどん進んでいきました。

 

会社のスリム化(企業、組織とも言う)

→企業の余剰人員やコストのかかる事業をカットしたり、AIやアプリなどに代替することで、コストを減らし、利益を守ること。

 

長々と話してきましたが、その全体の動きとして、国民一人一人に企業に依存し、会社の歯車となり単純作業だけで給料をもらうのではなく、しっかり自分でスキルや経験を身につけて収入を得ていくことを意識づけるための指示だったわけです。

もちろん、国民全員に対して副業兼業や投資を促すことで、税収の増加も見込めることも一因でしょう。

 

副業をするメリット

 

⒈収入が得られる

仮に毎月5万円の副収入があるだけでも、今まで手取り25万円だった人は毎月30万円まで使うことができるようになります。これって結構でかいですよね。

 

例えば毎週末、焼肉に行くとか、お寿司を食べに行く、なんてこともできるのです。

 

その額をどんどん10万円、20万円と増やしていければ、より使うことのできる額は増えます。会社で20万円昇給しようと思ったら10年〜15年かかるのは普通です。

そういう意味で、副収入を得るというのはかなり大きなことなのです。

 

⒉精神的に楽になる

 

副業で収入を得るようになると、周りよりも自分の方が稼いでいる、とか、みんなカツカツだけど俺はそんなことないとか、上司と同じくらいの給料だとかって、ちょっといやらしいですが、やっぱり自分を安心させてくれます。

あとは、仕事ややめたいと思っている人でも、「自分には仕事をやめても副業がある!」っと思える環境はすごく大きいです。これを持っているだけで絶大な安心になるし、精神的な余裕がめちゃくちゃ増えます。

 

⒊本業で評価されるようになる

 

これは、100%ではないですが、副業で稼ぎ始めてから、本業での収入も伸びてきたと言う人はかなり多いです。

 

おそらく理由は、副業で効率よくマネタイズする能力と、感覚を掴むからだと思います。結局、会社の従業員として、大きな収益システムの中の1つのパーツとしての自分の視点ではなく、「一人副業会社」の社長であるため、収益システムを全体的に見て、無駄を省き、効率よくマネタイズし、サービスを提供する能力を鍛えることができるからだと思います。

 

例えば、本業年収600万円で、副業年収400万円だったけど、副業年収が600万円になったら、転職してその次の年には本業年収800万円になった…

というような人もいるくらいです。

 

本業と副業がお互いに相乗効果を生み、お互いの収入を高め合うというメリットもあります。

 

⒋転職しやすい

 

これも前項同様で100%ではないですが、副業の視点で、自分のやっている収益システムの全体像を見ると言うことは、どのビジネスでも重要な要素となります。

飲食だったけど人材系の会社に転職したり、大手のIT企業に転職したりすると言う事例はざらにあるので、転職しやすいと言えます。

 

また、副業に関しては、収入を伸ばそうと思ったら知識量を増やしたり、本業との兼ね合いの中で作業を効率化していかないといけないので、ただ単に作業量や時間を根性論で増やすだけではいけないのです。

 

結局は、その思考方法や、工夫が自分のビジネス戦闘レベルを上げていく理由だと思います。